外壁塗装は雨でもOK?雨の日に施工するとどうなる?

公開日:2021/12/01   最終更新日:2021/12/14

外壁塗装は、家のメンテナンスとして欠かすことができないものです。定期的に外壁塗装の契約をしている方は多いと思います。しかし、「もし塗装工事の期間に雨が降ったら工事はできるのだろうか?」という不安をお持ちの方もいると思います。ここでは、「塗装工事期間中に雨が降った場合どうなるか」ということをお伝えします。

雨の日に外壁塗装しても大丈夫?

外壁塗装は、定期的に行うことが推奨されています。しかし、いざ契約をしていても、工事期間中に雨が降るという予報だと、「はたしてちゃんと塗装工事ができるのか?」と不安になってしまいますよね。

「雨の日の外壁塗装はそもそもできるのか?」という疑問に回答すると、「基本的にはできない」という答えになります。外壁塗装の工事は工事期間があらかじめ決まっているため、雨が降っても他の工事と同じく日程通り行われそう、と思われるかもしれませんが、基本的には雨の日に塗装の工事はできません

国土交通省が定めた仕様書や、塗料メーカーのカタログを見るとわかるのですが、「気温5度以下、湿度85%以上の場合は塗装を避けるように」や「外部の塗装は雨の恐れがある場合や強風時には原則として行わない」といった記載がなされています。

ちゃんとした外壁塗装業者であれば、雨の日に塗装工事ができないことはもちろん把握しているため、基本的にはある程度は雨が降っても問題ない日程を工事期間として組んでいるはずです。ですので、雨が降っているのに塗装工事を業者が継続しているようであれば、中断を求めるとともに雨の日の対応について確認する必要があります

雨天時に塗装するとどうなる?

それでは、もし雨の日に無理に塗装をしてしまうと、どういった問題があるのでしょうか?湿度が85%以上の雨の日に塗装を行なうと、雨や結露といった不純物が塗料に混ざることが懸念されます。

また、そうすることで、「塗料がきれいに仕上がらない」「塗料が薄まり持ちが悪くなる」などの問題が発生します。その原因は、雨や結露などの不純物が塗料に混ざった結果起きる、「色の変色」や「塗膜の劣化」です。

仕上がりがまだらになったり、仕上がりの見た目が悪くなったりするだけでなく、塗膜の剥離やひび割れまでも引き起こし、壁の耐久性にも悪い影響を与えます。またその結果として、「次の塗装までの期間が短くなる」といった問題まで引き起こしかねません。

このように、雨の日の塗装は「百害あって一利なし」ということができるため、もし契約している塗装工事期間中に雨が降った場合、仕上がりを急いで業者に工事の継続を求めるようなことはせず、雨が止んでから塗装工事を行なってもらうようにしましょう。

もし塗装中に雨が降ってきてしまったら…?

「雨が降っているときに塗装工事をするべきではない」ということについては、上記からご理解いただけたと思います。もし、雨が降っている日に塗装工事をしてしまうと、上に挙げたような「塗料の変色」「塗膜の劣化」「塗膜の剥離」「塗料のひび割れ」「壁の耐久性の低下」などが引き起こされるため、国土交通省や塗料メーカーのカタログに記載されている「湿度85%以上」を目安として、工事期間中の雨にもちゃんと対応してくれる業者を選ぶことが大切です。

とはいえ、「塗装作業の途中に雨が降ってくる」ということも考えられると思います。その場合、どういった対応をすればよいのかについてお伝えします。まず、その時に取るべき対応として、「外壁塗装業者が作業を続けていないか確認する」「外壁塗装の現状や今後の対応を確認する」という2つがあります。

まず、1つ目の「外壁塗装業者が作業を続けていないか確認する」ですが、通常、塗装業者は雨が降り始めたら作業を中断していると思います。基本的に「雨が降ること」も想定した工期を設定している業者が多いことは前述したとおりですが、まれに「次の工事までに工期の余裕がないため、早く塗装工事を終えたい」という事情から、雨でも作業を続ける業者も存在します。

もし雨が降っても作業を続けているようであれば、「なぜ雨なのに作業を続けているのか」を聞いた上で、それでも外壁塗装の作業を続けていれば「危険性があるため作業を中断してください」とお願いすることをおすすめします。

外壁塗装以外の、雨でもできる作業を継続している可能性もありますので、現場の責任者に詳細を確認することが大切です。もし誠実な対応をしてもらえないようであれば、塗装業者を変えることも検討する必要があるでしょう。

次に「外壁塗装の現状や今後の対応を確認する」ということについて、お伝えします。雨が降ってきて、業者が作業を中断した場合、想定内の雨であれば基本的には工期の心配はいらないと思います。

しかし、想定外に雨が長く降り続けば、作業や工期に影響が出てくるかもしれません。その場合、業者と「現状の塗装作業の進捗」「今後の工期」などについて確認・相談する必要が出てきます。不安なことや疑問点なども含め、現場の責任者としっかり話し合っておくことをおすすめします。

 

ここまで、雨の日の外壁塗装について「雨の日に外壁塗装できるのか?」「雨の日に外壁塗装するとどうなるのか?」「もし外壁塗装中に雨が降ってきてしまったらどうするのか?」といったことについてお伝えいたしました。外壁塗装は大切な家のメンテナンスのひとつです。あなたがお家の外壁塗装を業者に依頼する際に、この記事の情報が適切な業者を選択するためお役に立てれば幸いです。

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株式会社楽塗の画像 引用元:https://rakuto-kk.jp/

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