1型液・2型液って何?塗料の違いやメリットデメリットを解説

公開日:2023/08/15


外壁塗装や屋根塗装は雨風にさらされる箇所なので、品質にこだわりたい方は多いでしょう。色の選択にプラスして、耐久・低汚染・遮熱などの機能性は重要です。そこで、1型液・2型液について知識を得ておくと、家庭にとって最適な塗装ができます。ここではそれぞれメリット・デメリットを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1型液・2型液の違い

外壁や屋根塗装には、1型液・2型液と2つの塗装液が存在します。それぞれ共通することは、塗膜ができるように『硬化剤』が必要ということです。ここでは、それぞれの違いを紹介しています。

1液型

塗装の主成分と硬化剤が、はじめから混ぜられている液体です。硬化剤を継ぎ足して、かくはんする必要がないので、手間を省くことが出来ます。また、一度出した分が使いきれない場合は、翌日も使用できるので無駄になりません。缶のなかは、蓋をしていれば固まる心配もないので、とても取り扱いやすい性質です。

本来は、主成分と硬化剤を別で扱う、2液型が主流でしたが、効率的な作業をするために、1液型が開発されました。硬化剤をかくはんする技術も不要で、仕上がりが均一になることも特徴です。使用箇所によっては、素人でも取り扱いがしやすいでしょう。

2液型

塗料の主成分と硬化剤が別々なので、かくはんの必要がある液体です。使う分量をきちんと想定して、硬化剤を混ぜてつくります。一度にすべて使いきることが前提なので、つくりすぎて無駄にならないよう注意が必要です。

また、硬化剤を規定量より多く入れると、時間が経過しても、べたつきが生じてしまいます。混ぜる量にも注意深くならなければなりません。手間がかかりますが、1液型よりも頑丈な仕上がりになるメリットがあります。また、塗装できる素材に偏りがないので適応力も抜群です。

1型液・2型液のメリットデメリット

ここでは2つのメリット・デメリットを細かく紹介します。外壁塗装でも、住宅のどこを塗装するかによって、選び方がかわるので注意しましょう。

1液型のメリット

最大のメリットは、硬化剤のかくはんが不要であることです。手間が省けるので、スムーズに作業を進められます。また、固まるまでに時間がかかるので、あわてずに塗ることが可能です。もしも、液を出しすぎたとしても、缶にもどしておけば、翌日使用できるので無駄になりません。さらに、2液型よりも価格がおさえられることも魅力です。

1液型のデメリット

乾きにくいので、人が通る部分に塗ると衣服や体に付着する危険性があります。また、重ね塗りをするときは、1度目の塗装をとかすこともあるので、混ざらないよう同色の塗料が必要です。さらに、塗装できる材質が限られているので、対応できるかを確認しましょう。そして、耐久性が2液型よりも劣るので、雨風や日光が当たりにくい場所に使うなど、工夫をしなければなりません。

2液型のメリット

1番のメリットは耐久性の高さです。色持ちがよく、乾燥や摩耗にも強い仕上がりになります。一見1液型よりも価格が高く感じますが、長期間もつのでコスパがよいでしょう。また、塗る素材を選ばず、重ね塗りも簡単にできるので、色を変えて楽しむことも可能です。1液型より早く乾くので、生活導線付近の塗装にも向いています。

2液型のデメリット

使用量をきちんと想定したうえでの硬化剤かくはんは、手間がかかるのでデメリットでしょう。また、気温の高い季節は乾きやすいので、急いで作業を進める必要があります。プロが取り扱うレベルの技術が必要な塗料です。そして1缶が1液型より高価なので、広範囲の使用であれば、それなりの予算がかかります。また、匂いが強いものもあるため、近所へ気づかうことも重要です。

おすすめな塗料はどっち?

素人が2液型を使用することは、難易度が高いでしょう。適量をかくはんすることや、素早く塗り進めるには、相当な経験が必要です。小さい範囲で、個人がDIYする程度であれば、1液型を使用しましょう。しかし、外壁塗装や屋根塗装など、おおがかりな部分は、プロに2液型を使用してもらうと安心です。2液型の耐久年数は約3年とされるので、多少のランニングコストがかかっても損はしません。

また、1液型を積極的に使用する業者には注意が必要です。取り扱いやすいこともあり、職人の技術が未熟な可能性もあります。業者と取引をする前に、何液を使用するかを必ず確認してみましょう。2液型を取り扱い・指定できる業者であれば、きちんとした技術を持っている可能性が高くなります。

まとめ

外壁や屋根には、安心できる塗料と技術が必要です。とくに傷つきやすい箇所には、質のよい塗装をすることで、美しい見た目がキープできます。個人で手の届く範囲であっても、プロにまかせるとよいでしょう。足立区では塗装業者が多数存在するので、価格や技術など納得できるところが見つかります。ぜひ、さまざまな業者に見積もりを依頼しましょう。また、塗料について勉強をし、しっかりと質問することは重要です。2液型の使用が可能である業者であれば、確かな技術といえます。信頼できる業者であるかをきちんと見極めて、長期間満足できる外壁塗装や屋根塗装をめざしましょう。

【足立区】おすすめの外壁塗装業者ランキングTOP5

イメージ1
2
3
4
5
会社名楽塗山下塗装タムラ塗装深井塗装あらたに
特徴①「適正価格」「高品質」を「完全自社施工」によって実現している公共物件・大規模工事の修繕や塗装など幅広く対応「お客様の立場に立っての施工」を第一にしっかりと打ち合わせを行う足立区を中心に3000棟以上を対応地域密着型で技術力だけではなく対応力も意識している
詳細リンク

おすすめ関連記事

サイト内検索
【足立区】おすすめ外壁塗装業者ランキング!
外壁塗装関連コラム