外壁塗装の契約時に注意するべきポイントについて確認しよう!

公開日:2022/02/15  


私達は外壁塗装における専門知識や技術など持ちあわせていません。そのため、契約はつい業者に任せがちになってしまいます。しかし外壁塗装には「契約内容をよく確認していなかった」という理由でトラブルに発展した事例が多くあります。トラブルを避けるためにも、今回は外壁塗装の契約時に注意するべきポイントについて解説いたします。

外壁塗装の契約方法とは?

外壁塗装の契約方法は、契約書を交わす方法が一般的です。中には口約束だけで契約する業者もいますが、万が一不備が発覚しても工事に関わる記載が何もなければ、法的責任を問うことができないばかりか、何の保証も受けられないので、口約束だけは厳禁であります。なお契約書は主に3種類あり、1つ目は基本的な工事内容が記載された「工事請負契約書」。

2つ目は工事中に何らかのトラブルが発生した際、その解決方法や補償内容について記載された「請負契約約款(やっかん)」。なお約款(やっかん)とは聞きなれない言葉ですが、契約内容をあらかじめ書面に記載しておくことを指します。

そして3つ目は正式な見積書でもある「請負代金内訳書」です。請負代金内訳書には、工事の具体的な内容(工程や工事期間、使用塗料に塗装個所など)が記載されています。契約時は上記の書類を1セットとして提出されるのが一般的ですが、中には補助書類として請求書や保証書も付ける業者もいます。

また契約書は通常、1か月間ほどの有効期限があります。この有効期限は施工主が契約するかどうか検討するためですが、他にも1か月経過すると建物の状況が変化したり、使用塗料の金額が変動したりという理由もあります。一方で有効期限を1週間以内など、短く設定している業者は悪徳業者の可能性が高いため、契約は避けた方が賢明です。

外壁塗装の契約時に注意するべきポイント

外壁塗装の契約書類は文字量や専門用語が多いので、一体どこに注意したらよいのかわからなくなるかも知れません。そこでこの項目では、外壁塗装の契約時に注意するべきポイントについて解説いたします。

契約書で確認すべき項目

契約書で確認すべき項目は「工事名」「工事場所」「施工期間」「契約金額」「契約日」の5項目で、中でも「施工期間」はよく確認しておきましょう。これはなぜかといえば、外壁塗装では「いつまで経っても工事が始まらないか、工事が終わらない」というトラブルがとくに多いからです。それに記載形式も「2週間程度」というあいまいな形では安心できないので、「工事開始日〇月〇日、工事完了日〇月〇日」という具体的な形で記載されているか確認しましょう。

また契約金額に関しても費用の内訳(塗料代や各工程に関する費用、作業のための足場設置代など)が細かく記載されている書類の方が信頼できます。一方で費用内訳が「一式」と記載されている場合は水増しが考えられるので、注意が必要です。最後に契約書類は施工主と業者の双方が確認できる複写式の方が安全であります。

支払方法についても確認しておく

支払方法は現金一括払いの他、契約時に半分・工事完了後に残りを支払う分割払いや、クレジット払い、ローン払いなどさまざまな支払い方法があります。もし支払方法に記載が無ければトラブルにつながりかねませんので、この項目にもしっかりと目を通しておきましょう。また工事に不安がある場合は、支払いを工事完了後に一括払いする方法もあります。

契約書と見積書の内容は一致しているか

契約書は見積書と内容を照らし合わし、情報が一致しているか確認しておくことも大事です。というのも契約書類だけでは、「一体何の工事をしているのか」がわからず、工事の詳細な情報(作業工程や各工程にかかる費用、使用塗料など)は見積書に記載されているからです。万が一契約書と見積書の情報が間違っているとトラブルの元になりますので、この点もしっかりと確認しておきましょう。

不安がある時はクーリングオフが使える

もし契約に不安があれば、クーリングオフを活用することもできます。クーリングオフとは、契約しても8日以内なら契約を解除できる仕組みのことで、契約書にも文字の大きさ8ポイント以上の赤字で記載されています。

もしもクーリングオフの記載が無かったり、「契約は解除できない」といわれたりする場合は注意が必要です。ただしクーリングオフにも例外があり、施工主自ら業者に問い合わせて契約した場合にはクーリングオフが適応されません。

外壁塗装業者選びに関する注意点

外壁塗装業者選びの注意点は何より、悪徳業者を避けることです。実は外壁塗装には必要な資格がありません。そのため、名乗りさえすれば誰でも簡単に外壁塗装業者になれます。一方私達は外壁塗装の知識などありませんので、業者側はその気さえあればいくらでも騙すことが可能なのです。たとえば「劣化が思ったよりひどいので、今処置しておかないと家が崩れる恐れがある」などと不安を煽ったり、「今契約すればお得ですよ」と契約を急かしたり、キャンペーン中という理由で何十万円もの大幅な値下げを訴えたりする業者もいます。このような業者は悪徳業者の主な手口ですので、くれぐれもご注意ください。

また悪徳業者に引っかからないようにするためには、複数の業者から見積もりをとることです。そうすれば業者ごとの比較検討ができるため、良し悪しの区別もつくようになります。最後に補足として、外壁塗装は施工後もひび割れや劣化など、不測の事態も考えられます。そのため、多くの業者は定期メンテナンスなどのアフターフォローをつけていますが、内容については業者ごとに違いがありますので、契約時に具体的な内容を聞いておくことをおすすめします。

 

外壁塗装の相談件数は、なんと年間1万件以上にものぼります。(住宅相談統計年報2019より)つまりそれだけ、外壁塗装のトラブルは多いわけです。そのため契約時には、今回お伝えした注意点をよく把握した上で工事を依頼するようにしましょう。注意点をまとめると「契約書は金額や施工内容をよく確認する」「契約書と見積書の内容が一致しているか、クーリングオフの記載があるかも確認する」です。

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