住まいを売却する前に外壁塗装をすべきなのか?メリット・デメリットとは?
これまで大切に暮らしてきた住まいを売却する場合には、できるだけ高く売却したいものです。では、住まいを売却する前に外壁塗装は行うべきなのでしょうか。今回の記事では住まいの売却時における外壁塗装について、メリット・デメリットを詳しく解説します。現在売却について熟慮されている方は、ぜひ本記事をご参考ください。
家の売却前に外壁塗装を行うメリット・デメリット
住まいを売却する場合、売主としてはできるだけ高い値段で売却したいものです。とくに住宅ローンの残債があり、早急に現金化をしたい場合にはわずかな金額でも高く売り抜けたいでしょう。では、劣化が目立ちやすい住まいの外壁は、売却時に外壁塗装をすべきなのでしょうか。塗装を行うメリット・デメリットは以下のとおりです。
外壁塗装を行うメリット
外観が劣化している住まいは、購入希望者としてはリフォーム費用も検討する必要があり、避けてしまう傾向があります。しかし、外観が綺麗な状態であれば入居時のリフォームは限られてくるため購入しやすいでしょう。できる限り早く売りたい場合には、外壁塗装を行っておくメリットがあります。また、外壁の修繕と塗装をセットで行っておくことでリフォーム済をアピールできるため、高く売れる可能性もあります。
外壁塗装を行うデメリット
外壁塗装を行うデメリットとは、コストを充分にかけても売却につながらない可能性がある点です。売却を急いでいる場合は、外壁塗装の際にまずは塗装代金を支出する必要があり、大きな負担となります。また、経済動向によって不動産の売却は左右されがちです。
現在不動産業界は堅調な売却高の傾向がありますが、世界情勢などの影響で売却が思うようにいかないというリスクも考えられます。せっかくお金をかけて外壁のお手入れをしても、結果につながらない可能性があるのです。外壁塗装の依頼はメリット・デメリットを充分に理解の上で、決定する必要があります。
売却前の外壁塗装がおすすめのケースとは
外壁塗装はコストがかかるため、住まいの売却前に行うことは躊躇う人も多いでしょう。では、売却前に外壁塗装がおすすめされるケースにはどんな事例が挙げられるでしょうか。
劣化が目立つ場合は思いきって塗装をしよう
外壁塗装はおおよそ築後10年程度を目安に塗料の耐用年数を迎えます。耐用年数を超えるとチョーキングと呼ばれる現象が発生したり、塗膜の剥がれが発生したりと劣化症状が際立つようになります。すると、売却時に影響する可能性は高いのです。劣化が目立つ場合には思い切って塗装してみてはいかがでしょうか。費用対効果も高いため、売却活動にプラスと出る傾向があります。
今後売却予定の方
今すぐに売却ではなくても、住まいの買い替えや引っ越しが予定されている方は、ダメージの進行を防ぐためにも早めに再塗装を行うこともおすすめです。外壁塗装の劣化は放置してしまうとダメージが進行し、雨漏りのリスクも上昇します。早めに塗装をすることで劣化が防げ、住まいの価値を下げ止める効果もあります。将来を見据えて行動を開始しましょう。屋根と合わせて塗装することで、住まい全体のバリア力も向上します。
売却前に複数社の意見を聞こう!塗装を行う際の注意点は?
住まいの売却時には思い切って外壁塗装をしておくこともおすすめですが、実際に依頼をする前には注意点もあります。
すぐに1社に決めず、複数社の意見を聞くこと
外壁塗装の費用のしくみはご存知でしょうか。外壁塗装は住まい全体に塗装を行うため、塗料・人件費に加えて足場代金も発生します。費用については各業者で相当の開きがあり、相場感覚を掴むためにも複数社に意見を求めることがおすすめです。
不動産売却の選定も同様ですが、相場にバラつきがある場合は3~6社程度に相談をすることがおすすめです。悪質な業者を選ばないためにも、いろんな意見を聞きましょう。外壁塗装する前には、基本的に現在の劣化状況を把握するためにもメンテナンスを行います。深刻なダメージがないか確認するためです。修復が必要な場合は、セットで依頼をしましょう。補修に関する費用も業者によって判断が異なり、費用差があります。再塗装の料金とあわせて見積もりを取得することが大切です。
例として、外壁塗装の再塗装時にはコーキングの剥がれやひび割れを確認し、ダメージの補修を行うことがあります。せっかく塗装をしたのに深刻なダメージが改善していないと、住まいの売却に暗い影を落とすため注意しましょう。
塗装の色には注意を
外壁塗装を再塗装する場合には、現在の外壁の色から変更することもできます。今後もしばらくは住まう場合には、思い切った色の塗料が気になるかもしれません。近年は黒や明るいブルーなどの塗料も人気があり、クールな印象を与えてくれます。しかし、一般的に外壁塗装の主流の色は薄いグレーやベージュなどです。売却をする際には、あまりに派手な色の外壁塗装だと避けられる可能性があります。売却も見据えて塗装をする際には、人気がある色を選んでみることがおすすめです。
また、塗装は仕上がってみると「思っていた色と違う」と感じることもあります。見本や施工例を複数社に確認し、仕上がりに満足がいくような外壁塗装を行いましょう。
まとめ
この記事では住まいを売却する前に外壁塗装はすべきかどうか、について詳しく解説を行いました。いかがでしたか、売却時のヒントにお役立ていただけたでしょうか。売却前の外壁塗装は一般的にプラスと出ることが多いですが、費用負担は売却予定者にのしかかるため、慎重に判断することが望ましいでしょう。また、外壁塗装に関しては悪質な訪問販売も存在しています。適切な外壁塗装を実施するためにも、複数の業者に相談し、信頼の置ける業者と契約しましょう。
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引用元:https://rakuto-kk.jp/
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足立区、葛飾区でお客様に支持されており、創業以来地域密着型の外壁、屋根塗装専門店として多くの実績を誇る会社です。外壁、屋根塗装の専門店であることから、プロが揃っているだけではなく、塗装に必要な許可、資格、保険をしっかり取得しているのが強みです。