外壁塗装の液だれトラブル!原因や防止するためのポイントを解説

公開日:2024/09/15  

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外壁塗装で起こり得るトラブルのひとつに、液だれがあります。液だれは、塗装後に塗料が垂れる状態で、外観の美観や塗装の性能にも影響を及ぼす可能性が高いです。本記事では、液だれはなぜ起こるのか、そして液だれを防ぐためにチェックすべきポイント、見つけたときの対処法についても解説します。ぜひ参考にしてください。

外壁塗装の液だれが生じる原因

外壁塗装の液だれは、建物の外観だけでなく、耐久性や防水性などの重要な機能にも悪影響を与える問題です。

液だれが生じる主な原因には、天候の影響、塗料の厚塗り、希釈剤の量の誤りの三つがあげられます。

天候の影響

外壁塗装の仕上がりは天候に左右されます。

適切な気象条件でない日に施工を行うと、液だれが発生する可能性が高まります。雨や雪、強風、低温、高湿度などの要因が、塗料の乾燥に悪影響を及ぼすのです。気温が5度以下や湿度が85%以上の環境では、塗料が適切に硬化せず、液だれが起こりやすくなります。

塗料の厚塗り

塗料の厚塗りも液だれの原因です。

塗料を厚く塗ると、塗膜の乾燥に時間がかかり、液だれのリスクが高まります。経験不足や技術不足の職人が、適切な塗布量がわからずミスをすることが多いです。また、業者側がコスト削減や手間の削減を目的として、故意に厚塗りを行う場合もあります。

塗料を厚塗りした場合、液だれだけでなく表面の気泡が発生するケースも少なくありません。

希釈剤の量の誤り

外壁塗装に使用する塗料は薄めて使用するため、希釈量はメーカーによって規定されています

しかし、希釈剤の量が適切でない場合、外壁の表面にしっかりとした塗膜を形成できないため、液だれを起こす可能性が高いです。また、希釈量を間違えると塗料が本来の機能を発揮できず、ひび割れや剥がれといった問題を引き起こす可能性があります。

外壁塗装の液だれを未然に防ぐポイント

外壁塗装での液だれを防ぐには、いくつかの方法があります。

ここでは、その具体的なポイントについて紹介します。事前にチェックして、液だれを発生させる施工不良を防ぎましょう。

希釈剤の量を確認

希釈剤の量が規定値で行われているかの確認が大切です。

外壁塗装に使用する塗料は希釈して使用され、それぞれのメーカーが定めた希釈率があります。そのため、希釈率が守られているかを必ず確認しましょう。優良な業者であれば、塗料の希釈を行う際には計量カップなどで正確な量を計測しています。

塗装回数を確認

外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。

各工程が正しく行われることで、塗料の機能を最大限に引き出し、強固な塗膜が形成されます。とくに、下塗りは塗料が壁にしっかりと密着する基盤を作り、中塗りは塗膜の強度を高めます。一回塗りや二回塗りは塗膜が薄くなり、液だれのリスクが高まるため、塗装が適切な回数行われることが重要です。

気象条件の確認

塗装作業に適した気象条件での作業も、液だれを防ぐために大切です。

雨の日や高湿度の状態での塗装は、塗料の乾燥が遅れ、液だれのリスクが高まります。また、寒冷地や低温の環境下での塗装は、塗料の粘度が上がり、塗りが難しくなります。そのため、塗装の際にはその日の気象条件を十分に確認し、適切なタイミングでの作業が必要です。

業者の施工実績や資格の確認

業者の施工実績や職人の資格を確認し、経験豊富で技術力の高い業者の選定が、液だれなどの不具合を防ぐためには重要です。

業者によっては、これまでの施工実績をホームページなどに掲載していることがあります。施工実績が豊富である業者は、適切な施工技術を持っており、液だれなどの問題を未然に防止できます。

外壁塗装で液だれが起きた場合の対処方法

液だれが発生した場合、まずは施工業者に直ちに連絡して、再塗装を依頼します。

液だれは塗装工事の施工不良のひとつであり、早急に対処する必要があります。優良な塗装業者であれば、万が一の施工不良に備えて施工保証が用意されています。保証期間内に発生した施工不良に対して、無料で再塗装や修理できる場合があります。

保証期間が終了している場合でも、業者によっては一定期間内であれば対応してくれる場合があるので、まずは業者に相談することが大切です。施工業者が適切な対応をしてくれない、または施工業者に連絡が取れない場合には、別の塗装業者に相談してみましょう。

別の業者に依頼する場合は、信頼できる業者を選定することが重要です。業者の実績や口コミを確認し、信頼性の高い業者を選ぶことで、再度の施工を安心して依頼することができます。

まとめ

外壁塗装における液だれの主な原因は、天候条件、塗料の厚塗り、希釈剤の誤りにあります。しかし、液だれの問題は適切な対策を講じることで回避できます。希釈剤の量や塗装回数を正確に管理し、気象条件を確認して作業を行うことが重要です。また、信頼できる業者を選ぶには、施工実績や資格の確認も必要です。液だれが発生した場合は迅速に施工業者に連絡し、再塗装を依頼してください。。施工不良に対する保証や修理サービスを提供する業者を選ぶと、安心して問題を解決できます。外壁塗装の液だれを防止し、建物を美しく保つには、適切な管理と信頼できるパートナーの選択が欠かせません。

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株式会社楽塗の画像 引用元:https://rakuto-kk.jp/

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